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2020/02/27

よくある質問

再就職活動でうつ病のことを伝える「タイミング」って?(書類・面接・内定後)

前回は、「再就職先に、うつ病歴を伝えるべき?」というテーマで、うつ病歴の扱いについて考えました。

・うつ病歴を隠して働くことを「クローズ就労」
・明らかにして働くことを「オープン就労」、と呼びます。

オープン就労は、うつ病の再発を防ぎ長く働くためにも、自分らしく働くためにも、理想的な選択肢の1つである、ということは既にお伝えしました。

しかし、それと同時に「うつ病歴」を背負っての仕事探しには独特の難しさがあります。では、「オープン就労」ができる「就職活動」を上手く進めることについて、もう少し具体的に考えてみようと思います。

「オープン就労」のための就職・転職活動の流れ

就職活動の中で、うつ病をオープンにするチャンスは大きく分けると、

  ①書類応募
  ②面接
  ③内定後

の3つになります。

それでは、それぞれのタイミングで「うつ病を伝える」場合は、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

①書類応募で伝える場合

障がい者ではなく、一般枠での就職活動では、病歴がない人も同じ求人に対して応募をしてきます。そのため、病歴がある場合は書類が通りにくくなることもあります。

それと同時に、うつ病に対する配慮を全くする気持ちがない企業を見分けることが出来ます。しかし事実として、うつ病などの気分障害に対する正しい理解は、職場の中でまだ十分に進んでいるとは言えません。受け入れた場合の対応があまりイメージできていないため、企業によってはまず「うつ病」だった経験があるだけで、そもそも書類審査を通すことができない場合もあることは覚えておいてください。

②面接で伝える場合。

書類応募の時点では「クローズ」にしておいて、実際に面接の約束が取れたら、面接の時点で「オープン」にするというパターンもあります。

「うつ病」などの言葉だけだと、「採用はちょっと…」という場合も、実際に会ってみると「思ったよりも普通だね。」と驚かれることも多いようです。

面接でオープンにする場合は、実際の字面としての病名だけではなく、自分がどういう人間なのか、どういう人柄なのかと合わせて、病歴について伝えることができます。

また、ビューズでは利用期間中に、そもそも「自分のうつ病の症状やきっかけどういうものなのか?」や「他の人から見て分かる体調の危険サインと対処法」などをご自身の言葉でまとめた資料を作成しています。面接時には、その資料を持って行かれる方も多いです。

ストレスへの対処法を身につけた上で、会社側にもどういう時に、どう対応すればいいのか?を明確に伝えることができれば、会社側も安心感を得ることができます。

もちろん、そういった資料を作成するには労力も時間もかかります。
しかし、面接で病歴や対処法を伝えた上での内定は、「病歴を含めた健康状態」が合格基準に達したということです。働く上での配慮を得られるのは、心強いです。

③内定後に伝える場合

内定後に、病歴を伝えると、恐らくこのような質問が出てくると思います。

「本当に、大丈夫なんですか?」
「体力的に、通常勤務に耐えられますか?」
「通院などで遅刻や早退が多くなりませんか?」

企業の採用担当者は、応募者の健康面への判断基準は、「就業規則の通りの勤務が可能で、業務遂行に支障がないかどうか」です。

内定を出す、ということは面接を通して「健康状態へも同時に合格」と判断していたということ。そのため、その後に病歴が分かると、会社側は「健康面が合格かどうか」をもう一度判断をしないといけません。

例えば、通院のための遅刻や欠勤が必要な場合や、仕事量、人材配置についてなどは、健康状態にも大きな関わりがあります。また、面接で伝えなかったことに対する不信感を抱く場合もあり、入社を断られる可能性も…。

結局、「健康への判断基準」とは?

企業の応募者の健康面への採用の判断基準は、あくまでも「就業規則の通りの勤務が可能で、業務遂行に支障がないかどうか」です。

うつ病の既往歴(病歴)があったとしても、働くのに支障がなく、入社後に活躍ができることがちゃんと伝われば、内定をもらえる可能性はあります。

前述をしましたが、書類選考の時点で書いてしまうと、残念ながら書類が通りにくいです。
内定後に伝えると、内定先は健康面への心配や、面接でそのことを伝えなかったことへの不信感を抱かれることもあります。そのため、ビューズを利用されている方で障害者手帳を使わずにオープン就労を目指す場合は、面接でうつ病歴について伝える方が多いです。

うつ病は再発率が60%と高いため、採用をする企業側も対応にまだまだ戸惑っています。対応もそれぞれ違うので、反応の違いも大きいです。たまたま受けた企業との相性が悪いことは往々にしてありえます。

「うつ病だった人は受からない」と決めつけず、「うつ病だったこと、それを乗り越えてきた経験を含めたあなた自身」を見てもらえるように工夫をして、焦らずに根気良く取り組むように意識してみてください。

疾病への理解や、自分自身のストレス対処法はビューズでも学ぶことができます。お気軽にお問い合わせください。

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